クロストーク
製造部門の上司・部下座談会
就職活動をしている学生の皆さんにとって、入社後、どんな先輩や上司の下で働くのかは気になるところ。仕事をどのように教えてくれるのかは、未経験だけあって心配ですよね。そこで実際に上司と部下の関係にあるH.SさんとS.Sさんに、実情を聞いてみました。
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H.Sさん
2005年入社
いなべ工場
1ボデー課 課長 -
S.Sさん
2016年入社
いなべ工場
1ボデー課
SECTION1
先輩や上司は何でも話しやすい雰囲気
分からないことがあれば、すぐに相談できます
お2人の仕事内容や関係性を教えてください
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私はいなべ工場で生産している製品全体を見ながら、メンバーの勤怠管理、現場サポート、工場内の見回り、安全や品質についての管理など、幅広くやっています。
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僕はハイエースの下回りを担当しています。スポット溶接やシートリテーナー部分などが主な箇所です。10名ほどのメンバーをまとめる役目でもありますね。Hさんは僕が入社したときの教育係だったんですよ。
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そうそう。そのときは新入社員10人くらいを教えていて、Sさんはその中の1人だったんだよね。
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当時は安全や品質について、しっかりと教えていただきました。
入社前と入社後で会社の印象に違いはありましたか?
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自動車部品を製造してる工場って、百戦錬磨のベテランが多くて、コワモテの方がいっぱいいるのかなぁと思ったんですが、実際に入社してみるとみんな明るくて優しい人が多く、いい意味でギャップを感じました。H.Sさんはコワモテですけど……(笑)。
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俺はコワモテじゃないだろう(笑)。まぁ、それは置いておいて、私は職場で働く人がもっと気持ちよく働けるようにしていくのが役割なので、常にメンバーの体調を気にしたり、困りごとがないか確認することを心掛けていますね。何でも相談してくれることが大事なので。
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たしかにH.Sさんに限らず、現場の先輩や上司は何でも話しやすい雰囲気です。だから僕も分からないことがあればすぐに聞くようにしていましたね。
SECTION2
上から下、というよりは、
隣で寄り添う感じを意識しています
上司に「教わった」と感じたエピソードはありますか?
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いちばんは「部下に向き合う姿勢」です。教えるとか、指導するというよりも「寄り添ってくれる」と言った方が正しいかもしれません。チームが円滑に回るように日頃からコミュニケーションを取り、体調面も気にかけてくれる。常にメンバーの隣にいてくれる印象がありますね。
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Sさんがそう感じてくれているならうれしいですね。私もまさにそんな気持ちで部下と接しています。上から下、というよりは、隣で寄り添う感じ。上司としてはまず、部下が考えていること、悩んでいることを言いやすい雰囲気づくりが大事だと思っています。
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でも、ただ優しいだけじゃなくて、間違えたことに対しては、ちゃんと叱ってくれます。それもただ叱るのではなく、なぜ叱ったのかを説明してくれるんです。その後はどうしたらミスをせず、もっとうまくやれるようになるのかを一緒に考えてくれます。
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そうですね。叱る理由を話し、納得してもらうことが大事だと思っているので。なぜ叱られたのか、分からないのはいちばんダメな叱り方です。
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僕が上司になったとき、Hさんみたいに部下と接することができるようになりたいですね。
お2人が感じる東海部品工業で働く魅力を教えてください
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何と言ってもフレンドリーでアットホームな雰囲気じゃないですか?
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僕もそう思います。年齢に関係なく、気軽に話を聞いてくれるし、人の温かさを感じますね。
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そういう社風をつくったのは、社内のイベントが多いことも関係していると思います。いまはコロナ禍でできないことも多いですけど。
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感謝祭、ボウリング、夏祭り、運動会など、いろいろありましたよね。みんな和気あいあいと楽しんでいるので、そのような場で培った関係性が仕事にも生かされているのかもしれません。
では、最後に就職活動をしている
学生の皆さんへメッセージをお願いします
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当社で働けば、自分で考え、自分で行動できる自主性のある人間に育つと思います。僕も実際そうでした。厳しいこともあるけど、その分、成長も実感できます。会社の雰囲気ってネットとかの情報ではなかなか伝わりにくいので、ぜひ会社見学に来て、現場の雰囲気を感じてほしいですね。
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最初は誰でも未経験なのでスタートラインは一緒です。しっかりと教育しますので、安心してきてほしいですね。若い世代もたくさんいるので、居心地がいいし、何より働きやすい会社だと思いますよ。